◆ プロフィール
和文化ヨミトキスト さらら
〔こばやし みほこ〕 と申します。
和文化ヨミトキスト:和文化を読み解く人
勤務先の研究所での20余年間の最後の3年あまり、統括の肩書をもつ上司のサポート役。紙や電子媒体の書類・論文管理、出張時の手配、頻繁にある来客への接遇など業務を担当。来客の方々や所内の別の研究室の方々からも、部屋のしつらえをお褒めいただくことが多くなり、モノが置かれる場やお茶一つ淹れるにしても見えない部分を丁寧にすることの大切さを感じるようになる。
このことは、後年、清めて整えること、その場を感じることは、日本人らしさであることを改めて認識させるきっかけともなった。
その後、40代前半での再チャレンジ、学びの場に7年ほど在籍。修士論文では、古代日本の朝廷における迎接(おもてなし)制度の変遷を取り上げ、日本人の、相手を思いやる心が制度の中にも独自に盛り込まれていることを突き止めた。
大学院修了後、山本三千子先生主宰「室礼 三千」(東京)の門をたたく。私淑して四半世紀、親炙に浴すること約6年。こちらでは、日本の家庭内文化の奥深さを知ることとなった。
再びの学びを開始して、都合約13年、還暦手前にして「おもてなし」と「日本文化」というものを少しばかり広い視野で捉えられるに至った。
初めての活動は、地域の郷土史会からご依頼の講演会。その後もたびたびご依頼をいただく中、3年前より「和文化ヨミトキ さらら」(自宅教室)を本格的に主宰。学校教育の中では教わらない、家庭内でも忘れかけている先人たちの培ってこられた日本らしさを、年中行事を題材に、学んできた古代史の面白さとともにお伝えする。
「さらら」は、日本という国の基礎を、夫である
天武天皇(大海人皇子)とともに作られた、
強き女性天皇であらせられる、
持統天皇(父は天智天皇)のご幼少の頃の御名
「うののさらら」の一部を恐れ多くも使わせていただく。
肩書は、私の造語である
「和文化ヨミトキスト(和文化を読み解く人)」。
自宅教室の他、外部での講演、カルチャー教室講師としても活動。
広島県呉市生まれ
干支は癸卯〔ミズノトウ〕
◎ 資格 ほか
・中学校教諭免許
・ライフオーガナイザー1級
・大学院博士課程前期修了(古代史専攻)
◎ 所属協会
・日本箸文化協会(認定講師)